冷えとダイエットはつま先立ち法で!

■1.足の筋肉が鍛えられる

モデルさんなどで、家でもハイヒールを履いて過ごすかたもいるほどつま先歩きは効果的。

実際、ハイヒールを履いて歩いた翌日、足が筋肉痛になった経験はありませんか?

それはいつも歩く時よりもふくらはぎが持ち上がり鍛えられるからです。

ポイントは、親指の拇指球で床を押すようにして立つこと。人間の身体は比較的外側に引っ張られる傾向にあります。椅子に座っていても、意識していないと膝と左右の膝が離れてしまうと思いますが、それも外側に引っ張られているせいです。

つま先立ちをしているときも外側に引っ張られ、小指側に体重が乗ることで、O脚のような体勢になってしまいがち。

これでは脚の形が悪くなるだけでなく怪我にもつながりやすいので、内側を意識しましょう。

 

■2.バランス力が鍛えられる

通常歩く時は足全体を床につけているので身体を支える面も多く、「立つ」という行為自体にバランスを必要とすることはありません。

ですが、つま先立ちになるとそれだけでバランスが必要になります。


つま先の先の方で立とうとすればすれほど、バランス力が必要になるので、ただ「立つ」というだけでも難しくなってきます。

普段使わない部分の筋肉が鍛えられますよ。

 

■3.血液・リンパの循環が良くなる

脚にむくみや冷えが起こりやすいのは、下半身の血液やリンパ液の循環がうまく行なわれていないからであり、こういった症状は男性に比べ女性の方が起きやすいと言われています。

理由は、女性が男性に比べ筋肉が少ないから。

脚の筋肉が重力によって落ちてきた体液を心臓へと戻すポンプの役割をしてくれていますが、筋肉が少ないとポンプの力が弱く循環が悪くなってしまいます。

このつま先立ちで、脚をしっかり動かすことにより筋肉をつけることができ循環力を高めることができます。血液・リンパの流れが良くなることで、身体の中から温まることもできます。