『テスト前にやりがちな「あの行動」の正体とは』

『テスト前にやりがちな「あの行動」の正体とは』

テスト前なのに気がついたら無我夢中で部屋を掃除していた…。
皆さんにも身に覚えがありませんか。
一般的にはただの現実逃避で済まされてしまうことがほとんどですが、実は心理学の分野ではこれは「セルフ・ハンディキャッピング」という1つの行動パターンとして分類されています


なにやら聞きなれない横文字ですが、要は言い訳を用意しておく、ということ。
このセルフ・ハンディキャッピング、言い訳というからには良いことでないことは分かりますが、何故こんな行為をしてしまうのでしょうか。

まずひとつは自分への言い訳です。
100%の努力をしたにも関わらずテストで悪い点を取ってしまうのはなかなかつらいもの。
そんな時、そのショックを和らげるために「昨日掃除をしてしまったからだ。本当の俺の力はこんなものじゃない。」と自分の中で逃げ道を作っておくのです。
でもこれがエスカレートしていくと本当に勉強や練習をしなくなり、しかも自分の中で納得してしまうというからタチが悪い。
あくまで「言い訳」にとどめておくことをオススメします。

それから周囲への言い訳のため、というのもあります。
テスト前などに「全然勉強してないから今回の試験マジで0点だわー」などと行ってまわっている人いますよね、まさにそれ。
こう言っておけば、仮にもし成績が悪かったとしても「勉強しなかったから」と保険を掛けることができるし、点数がよければ「勉強もしてないのに高得点取れるアイツスゲー」と羨望

の眼差しを得ることが出来る。
どちらに転んでもオイシイというわけですね。

人はどうしても周囲の評価を気にするもの。
自分をよく見せたいという欲求からこのような言い訳に走ってしまうそうです。
ただし、当然ですが聞かされている側はそんなことは全て分かっています。
どんなに保険をかけても「またかよ」と思われるだけ、ということにいい加減気付くべきですね。
Mapionニュース「テスト前にやりがちな「あの行動」の正体とは」より

DHA EPAを飲めば言い訳を用意しなくてもいいかも